しんがり 山一證券 最後の12人 読みましたっ
こんばんは、若い頃の漫画しか読んでこなかったことを反省して、
最近はガンガン本を読んでるアラフォーです(-_-;)
さて今回は、山一證券が自主廃業をした時の実話ということで非常に興味を持ち、本を手に取った瞬間読みたい!と思って購入しました。
本の詳細は実際に購入して読んで頂ければと思いますが、この本の出来事と近しいことが2015年、2016年と最近でも起きています!
簡単にいうと、サラリーマン経営者が何代も不正を隠蔽しつづけた結果、あるタイミングで不正を隠しきれずに表面化してしまい、倒産。。
その倒産の真相を12人の社員が究明するといったお話しです。
山一證券の場合は監督官庁である金融庁からも見捨てられ、自主廃業をしたのですが、直近だと
相当な問題事件ですね。。
しかも三菱自動車に関しては下請企業や販売代理店にかなりの影響が出ており、関連企業の倒産も懸念されていました。(日産自動車の救済で持ち直しそうですが。。)
東芝に関しては主力事業の売却やリストラといった形で社員の方に大きな影響があり、会社が変わる方や失業される方も出ているようです。
私、中小企業で生きているので学閥やら家系といったことで出世するしないとか派閥みたいなものを経験したことがないですが、大企業に勤める方々も大変ですね。。
しかし、こういった大企業に蔓延する風潮が今日の日本社会を作ってしまっている一因になっているという声もずいぶん聴きますので、日本はマネジメントの見直しや原点に立ち返って、企業活動をしていかないと非常にまずい未来が待っているのではないかと思います。。
先日の草食投資隊のセミナーでお話しを聞いていてもこの20年大企業の株価は低迷しているそうです。但し!小型株の企業さんは非常に成長しているというお話しも聞きましたので、頑張れ日本の中小企業ですね!