過労自殺について考える
こんにちは、電通の女性社員の方があまりの激務に耐え兼ね自ら命を絶たれた事件が大きな波紋をよんでいますが、数年前も和民で同様の事件がありました。同じことを繰り返す一部の日本企業。私も自分の身に当てはめて考えてみました。
1日2時間睡眠の職場
これはさすがに経験したことがありません。が、土日関係なく仕事をするというのは何度か経験しました。とある外資系のITベンチャーに在籍していた時ですが、金曜の20時頃、月曜までにある提案をしてほしいと依頼があり、当然土日で資料を仕上げます。資料を仕上げるといったって、その根拠となる技術的な確認や提案自体に魅力(バリュー)がないと意味がありませんので、その辺りの調査も行った上で資料を作成するわけです。土日で!因みにその時の資料はお客様の都合でボツになりました(-_-)
メディア業界のワークスタイル
私が相手にしていたのは主に紙関係がメインでしたが、中々ハードワークな業界でして、まず土日だろうが朝から晩まで動いている業界なんですね(当たり前か)。新聞は土日でも販売されますし、ニュースサイトなんかも土日関係なく更新されます。ということは誰かが働いてるんです(@_@。なので、そういったサイトで使って頂いているツールやシステムに問題があれば、土日でも深夜でも関係なく携帯が鳴ります。。
その時に行動したこと
今回の電通のニュースではハードワーク以外にもパワハラ的な発言等もあったと報じられておりますが、私も前回記事で書いたようなパワハラを経験してきました。
これはあくまで私の体験談ですが、ほぼ以下の4つで生き延びてきました。上司を無視は私が無意識にやってしまうことなのでお勧めはできません。。(=_=)
パワハラ上司を無視
突然休んでみる
その上の上司に相談
異動願い
退職
いきなり辞めてしまうと一人暮らし等の場合、生活に支障が出ますのでまずは辞める前にできることで時間を稼ぎながら、裏で転職活動というのも同時にやっていたこともあります。
最近思うこと
- 日本だけではないのかもしれませんが、日本人が働きすぎみたいなことは以前から言われていて、でも皆頑張って働く。高度経済成長を経て、全国総中流家庭みたいな時期があって、最近だと勝ち組負け組みたいな言葉が流行ってしまう。この辺りが原因だと仮定すると結局お金とか立場に縛られてしまっているかなと思います(無意識に)。
- 私も一時期、学歴コンプレックスがあったので、気持ちは分からないでもないですが、こういったものを超越するには職場や上司に縛られない(時間も気持ちも)状況を作り出すことだなと思って、一層投資に力を入れています。
投資に力を入れるといってもやたらと金融商品を買いあさるとかではなく、投資眼を磨く為の投資をして、運用利回りの確度を高めるという意味で力を入れています。
それにしても残念な事件がこれ以上増えないよう企業内でのセーフティーネットの拡充や気軽に相談ができるネットワークをきちんと評価する仕組みが必須な時代ということですね。
亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。