DeNAのキュレーションサイト問題を考える
こんばんは、最近世間を賑わしているDeNAのキュレーションプラットフォーム問題ですが、かなりの問題をやらかしてしまったなと時間が経つにつれて深刻さが増してきています。
ことの発端はヘルスケア情報を扱うキュレーションプラットフォーム「WELQ(ウェルク)」にて、
- 根拠のない医学情報の掲載
- 他人が作成した記事の不適切な取り扱い
が問題となっていたとのことです。そして、他に運営していた8つのキュレーションプラットフォームでも同様の事案が発覚し、全てのサイトを閉じるという事態に発展してしまいました。。
守安功社長の説明
「この点について、私自身、モラルに反していないという考えを持つことができませんでした」
これは「他サイトからの文言の転用を推奨していると捉えられかねない点」についてモラルに反してないということです。これはけっこうなインパクトのある発言だと思います。
いわゆる盗作がOKだと思っていたということですからね(-_-;)
DeNA株の下落
12/1にHP上で掲載された9メディアの記事を全て非公開化することを決定により、翌日から大きく株価が下落しました。翌日の12/2は約300円安とその後も続落している状況です。
ここ最近のDeNAといえば話題が盛りだくさんで株主も非常に期待をしていたと思います。がその矢先にこの問題ですから新たに株を購入した方々は怒り心頭ですね<`ヘ´>
今回の問題を真摯に受け止めて上場企業として、ステークホルダーに胸を張れる仕事を続けていけば株価は戻ると思いますが、今回改めて投資する企業については事前のリサーチが非常に重要だと感じました。全ては分からないまでも業績だけでなく、思いや人柄(ひふみ投信の藤野さんもよく仰ってます)も投資判断に材料に必要だと思います。