40手前 独身会社員のつぶやき

もしかしたら一生独身。。。

まだ毎月分配型買ってるの?

こんばんは、長いGWも終わり今日から仕事が始まってしまいました(@_@)そんなGW最終日の日経の一面が話題になっています。見出しは「投信不信 迷うマネー 金融庁批判で「毎月分配」自粛 」今更感ありますが、おさらいしときます。

f:id:investplan:20170508004145j:plain

毎月分配型投信を金融庁長官が批判

「消費者の真の利益を顧みない生産者の論理が横行している。そんなビジネスを続ける社会的な価値があるのか」

先日、とあるセミナーで金融庁の森長官が毎月分配型の投信に対して、販売を自粛するよう要請したそうです。消費者の為にならない金融商品に価値はないと。仰る通りです。

ただ、消費者側も勉強しないとダメですね。販売する側もビジネスですので、営業マンによっては自分の利益を優先する方もたくさんいるでしょう。以下は日経から引用しました。

神奈川県の40代の主婦は「分配金は精神安定剤。毎月ちゃんと出ていれば安心できる」という。

安心できる根拠が分かりません。分配金の出所が何なのか知らないんですね。

京都市の60代の主婦も「投信は基準価額の変動が大きすぎて心配。元本割れしたとしても毎月分配型以外は買わない」

基準価額の変動が大きいと言われますが、個別株の方がよっぽど変動大きいです。銘柄にもよりますが。

不動産は不安にならないのに長期投資は不安になる?

個人は長期運用に不安を抱いている。

日経の記事にはこんなことも書いてありました。長期運用に不安を抱いていると。不動産は35年ローンとかで購入する人がほとんどだと思います。保険だって終身とかだと30年間の払い込みをしてる方が多いです。なのに、なぜ資産運用は長期だと不安になるのか?

これは不動産も保険も投信も理解してないのが原因だと思います。個人的には不動産や保険の方がよっぽど怖いです。今は金利が低いからまだいいかもしれませんが、金利が上がった時に住宅ローンが支払えるのか?

保険だって、私が今まで見てきた商品は30年の払い込みが終わった時点でようやく元本とトントンです。これらの状況を鑑みると金融商品が全般的に理解しにくいというのはあるものの、消費者自身も、もう少しお勉強が必要ではないかと思います。

www.pl-investplan.com

資産運用は複利を活かすのが鉄則

毎月分配型投信のデメリットは複利が活かしきれない点も大きな問題点です。分配金の出所が含み益だったとした場合、損はしませんが利益を再投資しないので、結果として複利が活かせない。単利になってしまいます。大まかな違いは下記の記事に書いてあるので割愛しますが、30年ほどの期間で比較すると1000万前後の違いが出てきます。

www.pl-investplan.com

定年間際になってこんなはずじゃなかったと言っても遅いです。少しずつでも勉強して、皆で豊かな老後を迎えましょう。