日経平均ダブルインバース安値更新中(+_+)
こんにちは、今回は昨年から話題の日経平均ダブルインバース(1357)通称ダブルインバについて考察してみたいと思います。それにしても信用買い残が相変わらず減らないのが気になりますね。。
日経平均ダブルインバースとは?
正式名称はNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信と言います。日経平均の騰落率にマイナス2倍の値動きに連動するETF商品ですね。
1口から取引でき、信託報酬は0.8%です。
2014年7月16日に取引開始されたからのチャートは下記の通りです(・_・;)
直近の信用残
一時的に買い残が1億切った時もありましたが未だに1億株以上の信用買い残があります。。これが日経平均が下がらない一因と言われています。
買い残:114,046.368
売り残:2,492.355
ではなぜこの状態だと日経平均が下がらないのか?
これは単純で通常の取引で考えれば売り残が鬼のように溜まっており、信用期日までにポジションを解消しようとすれば当然、下記のようになります。
ダブルインバの場合は買い残なので下落圧力になる=ダブルインバは下落=日経平均は上昇
日足チャート
今度は日足で見てみます。買い残1億超えが話題になったのは8月くらいだったような記憶です。夏枯れの下落を意識した先回りだったのかもしれません(@_@)
だとすると8月から最大6か月で2月にポジション解消しないといけない人が多いと仮定するとまだまだ下落余地の可能性はあります。
レバレッジ型のETFは要注意
ダブルインバとは真逆の商品でNEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信というものもあります。
日経平均の変動率に対して2倍の値動きをするETFですが、レバレッジ型のETF商品は売買が非常に激しい為、どうしても期待通りの株価よりも下がりやすくなるという解説を聞いたことがあります。
ですので私は基本的には一切手を出さないと決めています。(昔は取引したことがありますが、あまり儲かりませんでした。。)
本来の使い方を間違えている
ダブルインバは本来ヘッジ目的で取引するものだと思いますが最近の買い残の推移を見ていると下落にベットする感覚で購入している人が多いのかなと感じます。
ましてやNISAでダブルインバを買って何の得があるのか?と不思議で仕方ありません。
投資に関しては様々な情報がありますので取捨選択する上で正しい使い方を学ぶということも大事ですね。