【銘柄研究】Game With

こんにちは、ここ最近の勉強の成果をアウトプットしてみたいと思いまして、かなり久しぶりに銘柄のことを書いてみたいと思います。

今回はGame With（6552）です。

Game Withとは

スマホゲームの攻略情報メディアサイト「Game With」を運営。メディア内はゲーム攻略、レビュー、コミュニティ、動画配信があります。ゲームメディアとしてのサイト訪問数は国内1位となっております。

ビジネスモデル

ビジネスモデルは運営しているゲームメディア内で広告枠を提供し、広告主から費用をもらうことで収益をあげています。

ゲーム攻略に加えて動画配信があるので、最近のネット広告のトレンドはしっかりおさえているように感じます。

モバイル広告市場の今後の成長性

同社が出している直近のIR資料内では年平均31.8%の成長を維持していくのではとの見通しが書かれています。

同社の強み

ゲーム攻略メディアとしてユーザーアクセス数で1位を獲得している点です。ヤフーやmixiといったネットメディアとして急成長をした企業の歴史を見れば分かりますが、1位を獲得することは非常に重要です。

ヤフーは検索ポータルで1位、mixiはSNSで1位を獲得していました。この1位を獲得することでメディアとしての価値が高まり広告枠の価値も高くなるからです。実際に検索ポータルでヤフー以外にまともに収益を出している会社はほとんどありません。

直近の業績

下記は最新の決算説明資料から抜粋させていただきました。右肩上がりのきれいな成長をしています。過去３年で見ると平均で売上が５０%以上、利益は２００%近い成長率になります。利益率は４３．６%と非常に高い数字です。

今後の成長性

下記は最新の中期事業戦略です。あと３年で営業利益を２倍、そして海外と新規事業で１５億近い売上を目標としているようです。

eスポーツ事業への参入

現状では「クラッシュ・ロワイヤル」の公式eスポーツリーグ発足にあたってプロチームを結成し、大会運営ノウハウや様々な事業展開を計画しているようです。日本では４チームありその中の一つがGamewith社のチームです。

シード投資

こちらは下記の２社に投資をしているようです。

• スマホゲームに最適化したゲームサーバ事業を行っているGS２社
• 東南アジア向け攻略メディアを運営するGCUBE社

また上記以外にゲームｘブロックチェーン事業としてゲーム内のアイテムを現実の資産にする構想やゲーム開発の事業を検討している点も魅力を感じました。

直近の株価

8/17：1092円

今期減益予想を受けて大きく売られましたが、ようやく反発の兆しも見えてきました。まだマザーズということもあり、今後市場替え等の期待もありますので、長期的な目線で見ていきたいと思います。