40手前 独身会社員のつぶやき

もしかしたら一生独身。。。

毎月分配型投信には気をつけよう(@_@)

こんばんは、毎月分配型の投信に異変が起きている記事を読みましたので、過去に調べたものも含めて、記事にしたいと思います。

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そういえば先日の楽天証券 新春講演会のセミナーでセゾン投信の中野社長の話の中でも、分配型投信は絶対ダメ!と言われておりました(+o+)

毎月分配型は年金を補う目的で高齢者に人気が高い。販売合戦の過熱もあり、QUICK資産運用研究所によると、毎月分配型の8割が元本を取り崩して分配金の過半をまかなっている。グロソブの場合、分配金を再投資した場合でも基準価格は昨年1年間で3%強下落した。

 こちらは1月11日の日経の記事ですが、要注目ポイントは

  • 8割のファンドが元本を取り崩して分配金をまかなっている
  • グロソブの場合、基準価格が1年で3%下落

これは非常に問題ですね。。因みに私が購入しているひふみ投信の昨年のパフォーマンスは約10%のプラスでした。詳しくは↓の記事をご覧ください。

www.pl-investplan.com

毎月分配型の投資信託は?

毎月分配型の投資信託とは、文字通り「毎月」分配金がもらえる投資信託です。これだけ聞くと、毎月お金が増えると思いがちですが、その分配金は運用資金から支払われています。本来、利益からじゃないとダメですよね?

なぜ毎月分配型の投資信託はダメなのか?

要は、自分が投資信託を購入するときに支払った代金の一部が戻ってきているという場合が圧倒的に多いのです(運用で利益が出ていれば、その利益から分配金の一部、もしくは全額が支払われる場合もあります)

が、そもそも投資信託を購入する際に目的に応じて最低限確認すべきポイントがあります。

  • ポートフォリオの構成がどうなっているのか?
  • 手数料と過去の実績リターンの割合は?
  • 運用期限が設定されていないか?

実際の損益が分かりにくい

毎月分配型の投資信託は分配金を毎月出すので基準価格が低下する傾向にあるようです。ここで、基準価格についての認識に間違いがあると真っ当な投信を購入している人と比べて、パフォーマンスに相当な開きがでます。

⇒基準価格の低下は良いことではありませんっ

そもそも論ですが、投資元本に対していくらプラスになっているのかが分からない商品は投信に限らず投資対象としてNGです。

⇒運用状況が正確に把握できない商品は論外ですっ

また投信の場合、複利効果がポイントなのに毎月分配型では複利が活かせないです。と、そもそもの投資信託の仕組みや目的から逆算すると毎月分配型の投信は論外です。

 ⇒株でも債権でもなく、投信を選んだ理由を思い出しましょう

まとめ

個別株式に投資をする際はよく言われることですが、自分が購入したファンドを選んだ理由やその商品、銘柄(本エントリーでは投信)を何故、購入しようと決めたのか?

これを人に説明できないのであれば、勉強をやり直した方がいいですね。資産が減る一方です。私が購入しているひふみ投信セゾン投信は非常に共感する哲学があり、実際に結果を出されています。且つ、ポートフォリオについても私の目指す資産運用を実現してくれると感じています。

やみくもに特定の商品等を否定するつもりはありませんが、投資の目的は資産を増やすこと、そして守ることだと思います。銀行の人に勧められたからとか、ネットで話題になってるとかは参考情報としては良いと思いますが、鵜呑みにするのはダメです(+_+)