【スマートデイズ問題】銀行員を信じると破産するかもしれない。。
こんばんは、あまり詳しく知らなかったのでスルーしていたのですが、スマートデイズ社が事業を行っているシェアハウスへの投資で多額の損失を出している会社員がいるそうです。しかもこれには銀行も関与しているとか。。
スマートデイズ問題とは
さてまずはスマートデイズ問題についてです。これはGoogle先生に聞くと記事が多く出ているので詳細は省きますが、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を展開するスマートデイズという会社があります。そしてこの「かぼちゃの馬車」は会社員から投資を募り、その投資資金で建てられます。そしてこの「かぼちゃの馬車」の物件をスマートデイズ社がサブリースで借り上げ、
会社員→銀行へ返済金を支払う
スマートデイズ社→会社員へサブリースの家賃を支払う
こういった図式でお金が回っていました。ところが2017年からサブリースの家賃支払いが減額されていき、2018年1月に完全ストップ=いわゆるゼロ円になったということです。
そうなると投資をしていた会社員の方は銀行への返済が難しくなり、問題が表面化したのです。質が悪いのはスマートデイズ社はサブリースの家賃支払いを30年保証を謳ってシェアハウスを販売していたのですがこのモデル数年で破たんしたのです。
融資をした銀行
ここからが本題です。今回の問題には支払い能力を超える融資をしていた銀行にも責任があると言われています。スルガ銀行です。
スルガ銀行は資産が数百万しかない会社員に1億円以上の融資を行い、しかも高金利です。(3%程度)
これは今の時代では高すぎる金利です。
かぼちゃの馬車投資の融資はほとんどがスルガ銀行
これは加担していたのでは言われても仕方ないかなと思います。一部のメディアでは口座の金額が改ざんされていて融資を通していたなんて記事もありました。これが事実なら犯罪です。スルガ銀行は一刻も早く会見を開き事実を説明しないと大変なことになるかもしれません。
顧客のことを考えない銀行員
しかもこの問題の融資で行われていたのは高金利で借りたお金を低金利の定期預金等に預け入れさせていたようで、融資の条件でもあったようです。つまり
銀行からの融資:3%
融資額を定期預金:0.1%
細かい利率までは分かりませんが、大まかに上記のような仕組みになっていたと報道されています。こうするとスルガ銀行はほぼノーリスクで3%弱の利ザヤを受け取ることができるのです。ここで損をするのは融資を受けた顧客ですね。これがこの問題の実態です。これがスルガ銀行が顧客に対して行ったことです。
銀行員は金融知識に乏しい
かぼちゃの馬車問題に限らずですが、現在の銀行は本業で稼ぐ力が弱くなっており、それを補う為に投資信託や保険を窓口で販売していますが、その販売員は商品知識はあるかもしれませんが金融知識は素人レベルの可能性があります。
実際に私も銀行員や金融関係の方に商品を勧められることがありますが、びっくりするくらい知識ないです(笑)過去に勧められた商品としては
これらの金融商品が悪いとは言いませんが、その時々でチャートやマクロ指標を見ると明らかに投資タイミングではありませんでした。彼らは言葉巧みに商品を勧めてきますが、責任は取れませんし、都合が悪くなれば連絡もつかなくなりますので絶対に気を付けましょう。
個人投資家の方が優秀
私はまだ投資歴3年程度の若輩者です。日々、様々な個人投資家の方や本で学んでいますが、実績のある個人投資家の方が圧倒的に優秀ですし、詳しいです。
銀行員や保険の営業の方でこの人はスゴイなと思ったことは一度もありません。2回言います。実績のある個人投資家の方が勉強もしてますし、実績も半端なく優秀です(^^♪
まとめ
金融業の方全てを否定するつもりはありませんが、銀行、保険は基本的に信用していません。私の見極め方としては
この2つはマストにしています。実績がなくて口だけいろいろ言うのは誰でもできます。特に金融商品や投資はスマートデイズ問題のような規模だと一瞬で破産ですから、根拠のない信用は自分の身を滅ぼします。
まぁこの時代に不動産投資はかなりリスク高いと思うのでそもそも素人が手を出す領域ではないと思いますが。。(+_+)