投資をしないリスク
こんばんは、投資を始めてからいろいろな人と投資について話す機会が増えました。
- 投資を既にやっている人
- 興味はあるが踏み出せない人
- 知識はそれなりにあるがやってない人
- 全く興味がない人
こんな感じでした。もちろん既にやっている人や興味がある人とはそれなりに盛り上がり、興味がない人とは全く盛り上がりません。盛り上がらないどころか冷たい視線を感じることさえあります。。
アラフォーの私としてはまともに給料がもらえるのはあと何年なんだろうと、ちょっとネガティブですが考えることがあります。
仮に今の年収が500万だとして、65歳で引退するとしたら、
500万x25年=1億2500万
トラブルなく勤め上げた場合は給与収入として25年で1億2500万もらえるわけです。が、最近は高齢のフリーターが増えてるのが現実です。また病気や介護等で仕事を変えなくてはいけないリスクもあります。その場合、転職になるのですが一部の人を除いて日本の企業は50代以降の転職については非常に厳しいです。
年金リスク
25年で1億2500万というのはあくまで現役時代の生活を考えた話です。65歳から年金生活(今後は70歳なんて話も。。)に入った場合は平均的な支給額は15万前後/月だそうです。現在、シニア人材を活かすということで政府や一部の企業主導でいろいろな取り組みが始まっていますが、前提として健康であることが条件だと思います。65歳以降になれば当然ですが、全員が健康だというのは難しい年代です。なので、「65歳以降も働けばいい」ということで老後のお金のことを考えないのは非常にリスキーです。
投資をするメリット
私の場合だと50歳までにあと10年ちょっとありますので、ひふみ投信だけでも1年分くらいの資産までは増やせそうな計画です。また個別株式については2年弱で200万は増えましたので、リスク分散をしつつ継続していけば5年で1000万くらいにはなる見込みです。(あくまで現在の計画です)
年収500万だと仮定した場合
1000万+500万=1500万
投資をしないデメリット
投資をしない場合、上記であげた1000万+1年分の収入が無い状態です。仮に貯金で賄う場合、おそらく↓の金額くらいです。投資の成長が今の計画通りだとした場合、5倍も違います。
月3万x12=36万
36万x10年=360万
本日、東芝の決算発表が始まりました。損失は5000億円を超える見込みのようです。当然ですが、50代以降の社員の方でリストラもあるでしょうし、今までと同じ収入が確保できなくなる社員の方も出てくるでしょう。あの東芝がです。これから益々グローバル経済が加速していく中、過去には考えられなかった変化が日本社会にも起こると思います。
そんな状況下で投資をするリスクはあってもデメリットはない、むしろメリットが多いと感じています。仕事を続けられるのであれば50歳以降も続けたいと思っていますが、最悪50歳で引退ができる準備だけはしておく必要があると感じ、それが実現可能なのは投資以外にないと思います。